cinema

おまけ:2008年映画ベスト5

今回「永遠のこどもたち」を観た映画館は、毎年年間ベスト作品の投票を行っている。スクリーンで観たものに限るという条件付き*1。鑑賞本数によって数グループに分けてそれぞれで集計するので、たくさんの人が観ていると思われるメジャー作品ばかりというこ…

永遠のこどもたち

まず、山形のフォーラムで、スペイン映画「永遠のこどもたち」を観る。 もともとはこの後に書く宮城県美術館が今日のメインイベントだったのだが、タイムテーブルを見たら、丁度私が米沢から山形に着いた十数分後に開始の回があって、しかも今週のみの上映だ…

世間は・・・

一年の中で、世間の習慣(?)、趨勢(?)から離れていることに寂しさを感じるときが2度ある。一つはクリスマスで、もう一つがバレンタインだ。 そもそも、本命で贈る相手などいつだっていないのだが(涙)、今年は当日が休みで、直前の数日間も私は会社に…

マンマ・ミーア!

ミュージカル映画第二段!*1ということで、マンマ・ミーア!を見てきた。 今日は日曜と映画の日が重なったということもあって、映画館にも、この映画にも、結構人が入っていた。いいことだ。 アバの曲だけで構成されたミュージカル、の映画版ということで、…

「ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢」と「青い鳥」

「ブロードウェイ♪ブロードウェイ」と「青い鳥」を観て来た。 とりあえず、ブロードウェイ♪ブロードウェイに感動した! オーディションで役を勝ち取ろうとするダンサーたちの物語のためのオーディションで、役を勝ち取ろうとする実際のダンサーたちのドキュ…

CD&DVD

HMVから一昨日書いた2つの荷物が同時に届いた。 一つはDVDマルチバイキャンペーンで買ったDVD3枚。ナルニアの1と2とズビグ・リプチンスキーという映像作家のコレクションのVol.2。サイトの紹介を読んだらおもしろそうだったので、適当に選んで買ってみた。調…

「正月映画」語り

映画は6本。 映画を観ようと思って近くの映画館のタイムテーブルを見て唖然としたのだが、今年は正月映画らしい正月映画が少ない! 何はなくてもこういう映画は正月に見なくちゃね、と思える映画がほとんどなくて困ってしまった。 近くのシネコンなんて、や…

CM界出身で映画監督の市川準さんが急死

今日知った。ショックだ・・・。まだ59歳だったなんて若すぎる。 この人の作品のもつやさしい空気感が好きだ。 独特の味わいをもった貴重な日本映画の監督だと思っているのだけど、最後までスター監督にはならなかったな。 有名CMを数多く手がけた人だから、…

ナルニア(二度目)

「奇跡の〜」の後、口直しにナルニアの二度目を。 すでにストーリーは知っているので展開や表現で驚くことはなかったが、一回目に観たときは見逃していた細部を確認することができてよかったね。 砦に入ろうとするとき、四兄妹は堂々としてるのに、カスピア…

奇跡のシンフォニー

昨日、「奇跡のシンフォニー」を観てきた。 予告を観てなんとなく気になっていたのと、先日の英会話教室で(いつもの先生がハネムーンに行っているため)臨時で担当になった先生が、「奇跡のシンフォニーよかった。来週までですよ」と言っていたので、今週末…

西の魔女が死んだ

で、今日は「西の魔女が死んだ」を観てきた。 詳細は書かないが、観てよかった。 別段うまい映画ではないし、キャストの演技も微妙といえば微妙なのだが、心に残る映画だった。ラストで泣いてしまいましたよ。 おばあさんのまいへの言葉を自分の今の生活と照…

「ナルニア国物語」「アメリカを売った男」「アニー・リーボヴィッツ」

私的メモ。土曜は「ナルニア国物語」と「アメリカを売った男」と「アニー・リーボヴィッツ」を鑑賞。 最近、見たい映画が多すぎて、週末のうち映画鑑賞には一日だけを割り当てようと思ったら必然的に2〜3本みなければならなくて結構大変だ。 今回も、ナルニ…

アフタースクール

うーん。内田けんじ、2作目にして早くも失速? ちょっと期待が大きすぎたか。 悪くはないけど、なんか着地すべきところからずれてしまった*1感じがした。 「運命じゃない人」は、広げた風呂敷の畳み方が上手いというか、上手い具合にいろんな方向からたたん…

ペルセポリス

で、昨日は米沢に帰る前に、同じ映画館で「ペルセポリス」を観て来た。 一応書いておくと、こちらは寝ませんでしたよ。 イラン革命やイラン・イラク戦争のときにイランで活発な少女時代を過ごし、国が宗教的・政治的にどんどん窮屈になっていく中、両親の勧…

いのちの食べ方

一昨日の夜から昨日にかけて、山形に帰っていた。 一昨日の夜9:15〜が最終上映になっていた「いのちの食べ方」を観るため。 先週の日曜日の朝、これを観るために山形に行ったのに満席で入れなかったので、最後のチャンスだったのだ(で、その時は結局「スウ…

今更ながら映画祭結果

映画祭のメイン会場になっている建物は私の行っている英会話教室の近所にあり、映画祭中、その建物の前にはプログラムを記載した大きな板が立ててあった。 昨日英会話教室に行ったとき、教室に入る前にその板をちらっと確認したら受賞結果の載った速報が貼っ…

一応報告

またずいぶん間があいてしまった。 先週金曜に、その時2週間研修を受けていた部署に研修報告書を提出しなければならず、先週はそのことで頭が一杯でも手が動かない、うわーどうしよー(涙)、ってな状態だったのだ。一応提出したけど。 で、金曜会社が終わっ…

映画祭チケットゲット

今も毎週木曜日は終業後に山形の英会話教室に通っているんだが*1、今日の教室の帰りに市内の映画館に寄って、一週間後に始まる山形国際ドキュメンタリー映画祭の前売り回数券を買ってきた。 10枚綴り6000円。一応金曜日に帰って金曜の夜〜日曜まで見まくるつ…

山形国際ドキュメンタリー映画祭、プログラム発表

山形に帰ったら、山形国際ドキュメンタリー映画祭のプログラムが街中の店等に置かれてあった。 もうか、と思ったが、考えてみれば来月4〜11日ということで、あと一ヶ月くらいしかないのだった。 公式サイトにはまだ発表されてないから、プログラムが出たのは…

ファンタスティック・プラネット

BS2にて。以前から見たいとは思っていたのでいい機会だった。 しかしこれはすごいな。 あらすじは、巨人のドラーグ人に害虫のように扱われる下等生物である人間が、ドラーグ人の道具で知恵をつけ、文明を発達させてドラーグ人に反旗を翻す・・・というもの。…

台湾の映画監督エドワード・ヤン、ガンのため逝去

今日ネットで知った。ものすごくショック。 そして新聞の死亡記事を見て、仕方ないとはいえとても小さな記事だったことに切なくなった。 実は私はこの人の「ヤンヤン 夏の想い出」しか見たことがないのだが、にもかかわらず、この映画で、私の中で一番ともい…

山形国際ドキュメンタリーフェスティバル インターナショナル・コンペティション上映作品決定!

先日カンヌでグランプリを獲った河瀬直美の最新作「垂乳女」も入った、ということを地元紙ではわりと大きく伝えていて、「おお!」と思ったのだが、調べてみたらこの作品はすでに国内でも巡回上映が始まっているらしい。 応募時点で公開されていたわけではな…

300

映画「300」を観てきた。 大作を公開日に見に行ったのなんていつ以来だろう。 今回は、私の英会話の先生がずーーっと前から「300をみんなで見に行こう!」と言っていて、それを実現すべく、英会話教室の先生やその奥さん・彼女など約10人連れという集団で見…

新シネコン

今日の地元紙の朝刊に、市内の映画館経営会社が、現在商業地区を揃えた上で売りだし中の新住宅地に新しくシネコンを建設するという記事が載っていた。設計は、世界的であることに加えて、最近では地元山形でも大活躍の工業デザイナー奥山清行氏だそうだから…

好みと評価は人それぞれらしい

はてなでは、管理者は自分のページにどのリンク元からリンクをたどってきて何回アクセスされているかがわかるようになっている。普通のリンク元だけでなく、どのサーチエンジンのどんな検索語で来たかもわかる。 で、今日見たらブログ検索で「五十嵐匠」で検…

ヘンダーソン夫人の贈り物

映画「ヘンダーソン夫人の贈り物」を観てきた。一昨日の「クイーン」の前にスティーヴン・フリアーズ監督が撮った映画。これも実話に基づいているらしい。 第二次世界大戦前の時代、大金持ちの夫を亡くしたヘンダーソン夫人は、これからの未亡人生活をいかに…

クイーン

映画「クイーン」を観てきた。ヘレン・ミレンがエリザベス女王を演じてアカデミー主演女優賞を獲ったアレです。 ダイアナが亡くなってからの一週間は、ちょうどトニー・ブレアが改革派の首相として人々の期待を背負って当選した後の一週間と重なる。この間の…

長州ファイブ

幕末、長州の若い武士達が幕府の禁を犯してイギリスに密航し、当地で勉強して後の明治政府の礎となった。そのときの5人「長州ファイブ」井上聞多(馨)、遠藤謹助、山尾傭三、伊藤俊輔(博文)、野村弥吉(井上勝)を描いた映画。 設定や目の付け所、土台と…

グアンタナモ、僕達が見た真実

自分、そして友人の結婚式に出席するためにイギリスからパキスタンにやってきたパキスタン系イギリス人の若者達。ちょっとした興味から隣国アフガニスタンに足を踏み入れたが、そこで戦火に巻き込まれ、逃げ回るうちに米軍に「タリバンの一味」としてつかま…

善き人のためのソナタ

「善き人のためのソナタ」を観てきた。 1984年、東ドイツの秘密警察シュタージ局員で盗聴や尋問を行っている主人公が、ある劇作家とその恋人の女優を監視するよう命じられ、さっそくアパートに盗聴器を仕込んで盗聴を開始する。が、彼らのやりとりを聞いてい…