一応報告

またずいぶん間があいてしまった。
先週金曜に、その時2週間研修を受けていた部署に研修報告書を提出しなければならず、先週はそのことで頭が一杯でも手が動かない、うわーどうしよー(涙)、ってな状態だったのだ。一応提出したけど。
で、金曜会社が終わってから山形に帰り、夜からドキュメンタリー映画祭に参加。土・日もフルで見て、翌朝米沢に帰ってそのまま会社に直行。その日の夜に再びそのまま山形へ行き、さらに一本ドキュメンタリー映画を見て帰宅。という、結構なハードスケジュールをこなしていた。


今年はいろいろ余裕がなくて、感想のメモすらしていないので、とりあえず、何を見たかくらいは書いておきます。

10/5(金) 『12タンゴ ブエノスアイレスへの往復切符』(ドイツ 2005)
10/6(土) 『科学という芸術:ジャン・パンルヴェの愉快な世界』(フランス 1934〜1978)
      『革命の歌』(フィンランド 2006)
      『M』(アルゼンチン 2007)
      『掃いて、飲み干せ』(ドイツ 1997)
10/7(日) 『日本傑作選3:生きものの記録』(日本 1936〜1960)
      『ガーダ パレスチナの詩』(日本、パレスティナ 2005)
      『OUT:ホモフォビアを叩きのめす!プロジェクト』(韓国 2007)
      『主人公』(アメリカ 2006)
10/8(月) 『あなたが去ってから』(パレスティナイスラエル 2006)



フルで廻れるのは土日のみというスケジュールだったため、見られる作品は大分限られてしまった。なので、「見たい」よりは「見られる」を優先している。
再来年は是非有給をとって来ようと切に思う*1


見たもののうち、インターナショナル・コンペは『12タンゴ』、『革命の歌』、『M』、『主人公』、『あなたが去ってから』の5本、アジア千波万波(アジアの作家限定のコンペ)は『OUT』1本、『科学という芸術』、『日本傑作選3』は科学映画特集、『掃いて〜』はドイツの戦後や東西ドイツについての映画特集の上映、『ガーダ』は最近の日本のドキュメンタリー秀作の特集での上映。
実はコンペの結果は今日の夕方出ているはずなのだが、私はまだその結果を見ていない。明日英会話教室で山形に行くから、そのときの楽しみにとっておくつもり。
というわけで、現時点で結果を知らない状態で書くのだが、コンペ作品で私が見た中では、『主人公』が一番よかった。これは本当に、内容も編集も構成もよくできていて、監督のオナニーになっていない*2おもしろい作品だった。何か賞を獲っていてもらいたいところ。
コンペではないが、『ガーダ』もかなり見応えのある内容だったので、見る機会があったらオススメしたい。
科学映画は、時間があったから入ったという感じだったのだが、これが意外におもしろかった。ドキュメンタリーという括りでは、こういうものも楽しめるのだというこの映画祭の自由さは気に入っている。
また、日曜の夜には、香味庵という漬物屋さんがやってるレストランで映画祭中毎晩やっている交流の場(要は、来た人がお酒持ち歩きつついろんな人と好き勝手に話すという、西洋式パーティーのようなもの。監督やドキュメンタリー映画関係者などが多くくるので、そういう人たちとも話す機会がもてる)に初めて参加。毎回ここで開催されていて、今までもやってるのは知ってたけど、一人ではなかなか参加できるものではないので*3
でも今回は、その日の最後の映画上映後に英会話教室の先生と他の生徒さんと偶然会って話しをしてたら、じゃあ行きましょうかってなことになって、連れがいたので入ることが出来たのだった。一緒にいた生徒さんのおかげで、彫刻家(?)の人とか、BBCのプレスの人とかの話も聞けたし、なかなか楽しい時間を過ごすことができた。

*1:今、まだ使用期間なので有給というものがないのだ

*2:ドキュメンタリー映画では往々にしてあるのだ。ドキュメンタリーという特性上、いい悪いは一概に言えないのだが

*3:まあ無理だね