山形国際ドキュメンタリーフェスティバル インターナショナル・コンペティション上映作品決定!

先日カンヌでグランプリを獲った河瀬直美の最新作「垂乳女」も入った、ということを地元紙ではわりと大きく伝えていて、「おお!」と思ったのだが、調べてみたらこの作品はすでに国内でも巡回上映が始まっているらしい。
応募時点で公開されていたわけではないだろうし、国内で公開済みの作品が海外の映画祭に出品されることは珍しいことではないけれど、国内で既に見られる作品を数ヶ月後の映画祭のコンペで上映って、何かちょっとしらける気がしてしまうのは私だけだろうか。
東京から取材に来るプレスにしても、既に公開済みとなると、上映前に見てしまっている可能性が高いから、報じるトーンも低くなるだろうし。せっかくカンヌ・グランプリという話題性をもっていても、それが映画祭で活かせないとしたらもったいないし残念だと思う。(むしろ低い評価につながるかもしれないし)


まあ、なんにせよコンペの作品は、河瀬監督のものであろうとなかろうと、見るのは楽しみなのだけど。もちろんアジア千波万波の作品もね。今年は何作品見られるだろう。