ファンタスティック・プラネット

BS2にて。以前から見たいとは思っていたのでいい機会だった。
しかしこれはすごいな。
あらすじは、巨人のドラーグ人に害虫のように扱われる下等生物である人間が、ドラーグ人の道具で知恵をつけ、文明を発達させてドラーグ人に反旗を翻す・・・というもの。色鉛筆タッチのソフトな色使いやデザインと、ヘタウマリアルな絵柄で緩和されてはいるが、内容はかなりハードでSFだった。(笑) 人間がアリクイに食われるアリのごとく食われ、また害虫のように駆除されていくシーンなんて、阿鼻叫喚な世界。
背景などの描写の一つ一つがわけわからんくらい狂ってる。ドラーグ人の生殖の秘密とか、喩え思いついても普通は描写せんわな。
これを実写で撮ったらかなり怖い映画になりそうだ。
今見ると、アニメとしては逆に突き抜けていておもしろいけど、子供の頃に見たらトラウマになっていたかも。