ナルニア(二度目)

「奇跡の〜」の後、口直しにナルニアの二度目を。
すでにストーリーは知っているので展開や表現で驚くことはなかったが、一回目に観たときは見逃していた細部を確認することができてよかったね。
砦に入ろうとするとき、四兄妹は堂々としてるのに、カスピアンはちょっと後ろからついて行ってるところとか。ラストの発表シーン前にアスランと歩いているピーターやスーザンが哀しそうな顔をしているのは、その後のことを聞かされていたからか、等々。
それと、この映画の特にうまいところは、異世界から現実世界に戻る時の描写だ。スーッと、地下鉄のホームに戻っている瞬間を観る度に切なくなってしまう。しかもこの話の舞台は第二次世界大戦中だから、戦時中の英国という固い雰囲気の描写とナルニアとの差が、余計切なさをかき立てる。
エンディングの曲も、一回目に観たときもなんとなくそうなのかなとは思いつつ聴いていたが、ネットで、一曲目から、スーザン、カスピアン、ピーターの曲だと書いてあったのを確認した後で聴くと、また感慨深く、感動した。
スーザンとピーターがもう出てこないのは、仕方がないことだが本当に寂しいし残念。