ロバート・アルトマン死去

ニュース、特にエンタメ系ニュースは全然見ていなかったので、今日の朝刊の死亡欄でロバート・アルトマンが亡くなっていたのを知ってびっくりした。以前TVのドキュメンタリーだったかで見たときの印象で、ずっと死ななそうなイメージがあったから(そんなわけはないのだが)。
私は全然昔の映画を見ないので、初めて観たのは「ゴスフォード・パーク」で、こりゃおもしろいと感激したんだよね。アガサ・クリスティセイヤーズが好きな人にはたまらない世界の疑似サスペンス的な話で、舞台と人物設定、そしてつくりの巧みさに感動したのだった。ただ、他何作か観てはいるけど、いわゆる代表作と呼ばれるものはまだ一作も観ていない*1。いつか観ようとは思っているんだけど。
81歳って高齢だけど、それでも今の基準で言ったらまだいけるかもという歳だよなあ。70代後半でもあんなおもしろい映画が撮れたのだから。つくづく惜しい。
Wikiには、すでに死亡日も書かれていた。早い。
これを見て思ったが、アカデミー協会は、今年のうちに名誉賞を贈っておいてよかったね。
合掌。


その死亡欄のすぐ下にあった、マイケル・ジャクソンのクリスマス・プレミアム・ライブ、プレミアム・チケットが400,000円、ゴールド・チケットが200,000円という広告にもびっくりした。桁一つ間違ってないよね?(笑)
よく外タレが「日本で荒稼ぎしてる」などと表現されたりするが、ここまで文字通りの「荒稼ぎ」は初めて見た。
すごい強気の価格設定だが、これでも成立する(ということなのだろう、たぶん)だけのファンがマイケルにはまだいるということなのか。
改めてマイケルのすごさを認識した気がする。

*1:当たり外れのある監督だと認識している