がんばっていきまっしょい

映画「がんばっていきまっしょい」を観てきた。
テレビドラマに併せてか、今日一日だけ再上映されたのだ。
松山の女子高生がボートに青春をかける話。というあらすじは、ドラマでもやっていたので省略。
と言っても、私はあの時間帯モンクを観ていてドラマは結局きちんとは観ていないので、ドラマと映画の比較はできないのだけど。(ストーリーが違ってるのはわかったが)
だから映画についてのみ書くけど、大げさでない誠実な演出、松山の風景と言葉、物語、すべてよかった。
こざかしい演出の「青春映画」が増えた今、この映画の素直さは清々しい。
水面の風景、そこをスーッと渡っていくボートとオールの美しさ、それを一生懸命こぐ彼女たちの姿があればそれで十分なんだよ。
ボートの試合に彼女たちと一緒にドキドキし、感動すると同時に、自分にとっての過ぎ去った時間の大きさを感じて切なくなってしまった。
いや別に、高校生にもどりたいってわけじゃないんだが、最近いろいろと思うことがあってね・・・。