ゴッドファーザー

The Godfather

ゴッドファーザー デジタル・リマスター版」を観てきた。
実は恥ずかしながら今までゴッドファーザーをまともに観たことがなかった。ま、これに限らず私にはこういう未だ観ていない名作というのが数限りなくあるのだけど。(^^; ゴッドファーザーに関して言えば、一応、以前深夜にTVで放送したときに観てはいるんだが、眠かったのか最初の結婚式のシーンしか覚えていなくて。。。(どこ見てたんだ) そういう人間にとって、こういうリマスターに伴うリバイバル上映というのはとてもありがたい。どうせ観るなら劇場で観たいからね。
で、感想はというと、おもしろかった! かっこよすぎる! って、今更ですね。3時間観て上映が終了したのが10時半だったんだが、このまま続けて「II」を上映してくれたら最高なのに、と思ったくらい。
ドラマを作るときにやりがちな、情に流れる演出をしない潔さが凄いわ。マイケルに妻のケイが、義妹の夫を殺したのはあなたかと問いただすシーン。マイケルが、仕事のことに口出しするな、答えるのは今回だけだといいつつ、「NO」と答えて抱擁する、冷酷さと優しさ。しびれるくらいかっこいいぜ。
そんなことも、観てる人にとっては何を今更だろうけど。


この上映では映画館が地元のワイナリーと提携していて(普段からここのシネコンではそこのワインのミニボトルを売っている)、上映室前で今年の新作のワイン・サービスを行っていた。私もつまみのクラッカーを食べながら赤を一杯、映画を観ながら白を一杯もらってしまった(こちらはポップコーンをつまみにしつつ)。やはり安いワインだなあって感じの味だったけど(笑)、タダ酒に弱い私。