10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス

TEN MINUTES OLDER MOBIUS

「10ミニッツ・オールダー 人生のメビウス」を観てきた。
個々の感想は省くけど、本当に観てよかった(観に来た甲斐があった)と思えたのはベタだけど陳凱歌のくらいだな。ヴィム・ヴェンダーススパイク・リーのもまあまあおもしろかった。が、あとの作品は別に観なくてもよかったレベル。自分にとっては。*1
実際、ヴェンダースの前まではたった40分強なのに眠気が襲ってきてつらくてつらくて。ヴェンダースのところで聞き覚えのある音楽(大好きなEels!)がかかったのでやっと目が覚めたのだった。
そういえばEelsの曲がヴェンダースの映画に使われるとかいうニュースを随分前に目にしたような気がするなぁ、なんてぼんやりと思い出しながら観ていたのだけど、冒頭から使われた"Souljacker part1"に続いて"Woman Driving, Man Sleeping"も、と、作品の中で大々的にフィーチャーされていて大満足。"Woman Driving, Man Sleeping"って曲名は映画の内容そのままだから、もしかして映画用に書いてたのかな。映画はトリップな映像の直球勝負なところが面白かったけど、あとひとひねり欲しかった。

*1:でもアキ・カウリスマキのはあれはあれでありかもしれない。カウリスマキだなぁ(笑)と思う意外、おもしろくはなかったけど。