新徴組

昨日初めて知ったんだが、地元紙の山形新聞に小説「新徴組」の連載が始まっていた。気づいた昨日が第3回で、今日が4回目。作者は地元出身の(というか、今も住んでるのか)佐藤賢一佐藤賢一というとヨーロッパの歴史物というイメージがあったんだが、日本の時代物も書くのね。もしかすると初だろうか。(と思って調べてみたら、2005年にも新聞連載で「女信長」という日本史ものを書いているらしい)
途中からなのでよくわからず読んでいるのだが、今は、清川八郎*1が浪士組を率いていったあとの顛末が会話の中で語られている。今日はちょうど、浪士組を募った真の目的は尊皇攘夷である、と清川が論説をかました話のところ。
3年前の*2ドラマ「新選組!」の記憶があるから、こういうのを読むと、そのキャラクターを動かしてイメージできるのでとてもおもしろい。清川八郎はもちろん白井晃で。読んでいると、自然と彼の話している姿が頭の中にイキイキと描写される(って、それじゃ単にドラマのワンシーンの記憶そのままだが)。
私は新聞小説なんてまず読まないたちなのだが、これは(忘れなければ)しばらく読んでみようかな。

*1:作者と同郷ですな。だからここから話を始めたんだろうか

*2:もう3年にもなるのかぁ