久しぶり&「ナイロビの蜂」

ふう。いつの間にか1週間以上さぼってしまった・・・。
ちょっと思い悩むことがあったりして、書くどころではなかったのだ。と言いつつただのさぼり癖だったりもするのだけど。


その間に「ナイロビの蜂」を観に行ったが、評判ほどいい作品とは思えなかったな。
サスペンスとしてはちょっと期待はずれ。企業の陰謀という肝心の部分が背景の描写も含めてあっさりしすぎているのと、観る者に疑念を抱かせ考えさせる間がないので、え、それだけ?と思わずにいられなかった。重厚さを出そうとしている感じはするのだが、それにしては何か足りない。
編集や構図やアフリカを捉えた色彩が「シティ・オブ・ゴッド」の監督らしくていいとは思ったけれど。思うに、原作はもっと描写が長くて深いのだろう。たぶん、脚本化する際に大分端折ったんじゃないだろうか。
これをすごく誉めている人は、時系列をくずしたつなぎ方などで、よさそうな印象を受けているだけなんじゃないかなあ。
まあ、感じ方は人それぞれだけど。