NETPAC賞

新聞で知ったんだが、昨年の山形国際ドキュメンタリー映画祭で「アジア千波万波」部門の特別賞を獲った(で、受賞作品の再上映会で私が観た梁英姫ヤン・ヨンヒ)監督の「Dear Pyongyang」が、ベルリン映画祭でNETPAC賞(ベスト・アジア映画賞)を授賞したそうで。めでたい。おすぎも喜んでいることでしょう。
このNETPAC(the Network for the Promotion of Asian Cinema)というのは、アジア映画を世界に普及することとアジアの映画人のネットワークを作ることを目的として設立された団体で、様々な映画祭に参加したNETPACの会員が選出する賞がこのNETPAC賞なのだそうだ。
調べてみたら、かなりいろんな映画祭においてこのNETPAC賞が設定されている。そうやって国際映画祭の中でのアジア映画の注目度を高めて地位を固めようという運動なわけだね。アジア圏という括りでのそういう試みがあるとは知らなかった。


NETPAC Official Site
NETPACの公式サイト。
公式なのに情報古い。


Asian Film Connections
NETPACを含むAsian Film Connectionsのサイト。日本語ページは概要以外全く情報がつながってないので、英語ページを見るのが吉。日本語ページは誰がつくってるのか知らないが、日本人向けなのに日本語が変だし(いえるとでしょう、って何だ)、監督名が日本での通例表記でなかったりするのがなんとも。ザン・イモ監督って誰かと思った←もちろんチャン・イーモー監督です。