ダイエー山形店最期の日

映画館から近かったので、ついでに閉店間際のダイエーに寄ってみた。
先日はまだ乳製品などは安売りされてなかったので残ってたけど、さすがに今日は、ほぼ全ての商品が棚から消えてワゴンにわずかばかりが残っているだけだった。
モノより(何かないかとやってきた自分みたいな)客の方が多い状態。すでに棚などを引き取りに来た業者らしい姿もあり、閉店するとはこういうことなんだなとその寂しさを肌で感じたのだった。
先日コメントしたような経済的な問題もあるけれど、それとは別に、ダイエーは個人的な思い出の場所でもある。ここのビルはバスターミナルにもなっているので、高校の時冬にはここでバスに乗って帰ったし、大学時代から、仙台からのバスの乗り降りをするのもずっとここ。高校の頃はここの不二家でデザートを食べるのが楽しみだったっけ。
そんなことを思い出して、最後に店を出るときには一抹の寂しさを感じてしまった。
バスターミナルは今後も残るけどね。
今日もいつもと変わらず仕事をこなしていた店員の人たちには頭の下がる思いだ。二、三十人の社員以外はほとんどがパートとアルバイト。今後の雇用のことを考えたらきっと不安だろうに。