ドキュメンタリー映画祭開会式

いつも、つまらなそうだしまあいいかと思って行ってなかったんだが、今年はせっかくだからと思って行ってみた。
が、やっぱり別に行かんでもよかったわ。
実行委員長や市長のあいさつなんてどうでもいいし、オープニング上映では眠くなって何度もうとうとしてしまったし(←これは自分の問題だが、作品の選出にも問題あり)。
一作目の「肘折物語」は、山形県の雪深い冬の肘折温泉(湯治場として人気)で小川紳介がテストフィルムとして撮ったフィルムが、ラッシュの状態のときに小川が病気になったためそのまま未完成となってしまったもの。本当に未完成なの。全く興味深くないというわけではないが、こんなの見て喜んでるのは映画関係者だけだろう。
二作目の「雪国」は1939年に、これも山形県の豪雪地である新庄で撮影されたドキュメンタリー映画。当時の暮らしがそのまま映っているので貴重な映像だとは思うんだが、睡魔には勝てなかった。キャタピラで走る雪上車があったりして、当時の新庄が意外に近代化していたことが発見ではあったが(もっともっと貧乏な田舎だと思っていたので)。
あと書くことといえば、会場となっているビルの前で、審査員として来ていた崔洋一監督を目の前で見たことくらいだな。
テレビや雑誌で見るのと印象は変わらず。ちょっと存在感のあるおっさんという感じ。