ナルニア国ものがたり

今日の新聞に見開きででっかい広告が載っていた。来月には前売り券が発売だって。公開は来年3月(アメリカでは今年の12月)なのに、気がはやいねー。
本当に映画化するんだな。映画化はまずないだろうと思っていたからニュースを聞いたときはマジかと思ったものだけど。そして、製作がディズニーだと知ってガクッときた。(^^; でもまあ、監督は「シュレック」シリーズのアンドリュー・アダムソン監督だそうだから、まだ少しは期待できるかもしれない。*1
小学生の時に全巻読んだきりだから、実はほとんど内容を覚えてないんだが、それでも物語の世界観をくずさないような出来になって欲しいなあとは思う。
私が恐れているのは、ハリポタみたい・・・というか、ネバー・エンディング・ストーリーみたいになってしまうこと。あれは原作の哲学的要素をさっ引いて、ただのアドベンチャー映画になってしまったから。今、ロード・オブ・ザ・リングとハリポタのおかげでファンタジーが盛り上がってるとはいうけれど、ハリポタの映画なんて完全にお子さま向けだし。ロード・オブ・ザ・リングは出演者が全員大人だから大人の映画としてアピールすることができたものの、ライオンと魔女は主人公が子供だから、思いっきり子供向け映画としてつくられる可能性はある。
アメリカではクリスマス、日本では春休みだからね。映画会社もその線で売り込む気まんまんだろう。
でもどうか、大人も見られるファンタジー映画にしてほしいものだ。シリーズ化するなら*2なおさら。
日本版サイトができているが、しょぼっ。しかも、『「ナルニア国物語年代記』なんて書いてあったら、普通、物語の中の歴史を綴ったものを想像するだろう。この話では特に、年と世代の移り変わりが重要にもなってくるのだからなおさら。ところが実際には、「この映画」ができるまでの「年代記」(原作が書かれて、映画化話が出て、云々)なのだった。なんだよ。そんなのは年代記とは言わないっつの。
英語版のサイトも見たいのだけど、該当サイトを開くと、フラッシュを入れる必要がある、とメッセージが出てきて見られない。フラッシュは入ってるんだけどねえ。フラッシュのダウンロードページにいくと、既にフラッシュが入っていることを示すアニメーションが出て来るんだが、それから先のページに戻ってもまだフラッシュを入れてくれとメッセージが。うむむ。どうやったら見られるんだろう。

*1:ライバル会社の作品からいきなりディズニーってのもすごいね

*2:今回が第一章らしいが、ってことは、第七章まで作るつもりだろうか