雪灯篭まつり

米沢の上杉雪灯篭まつりを観に行ってきた。
今回初めて見たのだけど、暗くなった中、並んでいる雪灯篭の中でロウソクの炎が反射してぼうっと輝く様は、とてもきれい。会場までの沿道にも、路肩に積み上げられた雪に穴を空けてそこにロウソクを立てて作ったミニ雪灯篭が並んでいて、幻想的な風景に心温まる思いがした。こういうの、いいもんだね。
ただいかんせん・・・・・寒かった・・・。
今日は山形でもこのところで一番の冷え込みだったのだけど、米沢はさらに寒く、雪が深く(山形の3倍くらい積もっていた)、おまけに雪が降っていた。ダウンコートのフードを被って歩いていたんだが、それでも顔に雪がバサバサ吹き付けてきて冷たいのなんの。
そんな中、会場で食べた米沢牛のとろべこ汁*1が暖かくておいしかった。。。けど、これも雪の中を行列になって15分近く待った上、結局雪の降りしきる中雪の上に立ったまま食べることに(足下が冷たかった)。
今年は雪が多く降ってよかったけれど(雪の少ない年は別の場所から雪を運んできたりして大変らしい)、多すぎるのも考えものだわね。
山形に帰ったら雪の少なさに少しホッとしたのだった。
帰宅してすぐに暖かい部屋で食べた、米沢名物「牛肉どまん中」がおいしかったー*2。デパートで催される駅弁大会では一二を争う人気駅弁らしい。ご飯に味付けした牛こま肉とそぼろが乗っているだけのシンプルなお弁当なのだけど、確かに、肉もご飯もおいしい。真っ当な味という感じ。こんなに地味なものが都会で人気というのも意外だけれど、納得の味ではありました。

*1:毎年1月に行われている「平成鍋合戦」という地元の鍋料理大会で連続上位の人気鍋

*2:食べてばっかりだ。実は、米沢についてすぐに、駅前で振る舞われた豚汁を食べ、帰りに駅の構内で待っている間に麻婆春雨饅を食べている。食い過ぎ・・・。