世界遺産

今回の場所は中国の黄山。今日は素晴らしかったなあ。
冒頭の映像からまるで水墨画そのままの世界。そして奇岩や岩肌に生える松の生命力に感心し、滝の美しさに驚嘆。本当に波打つように動く雲海や、それが朝日にあたって乳白色になり、山の景色全体が淡い色の色彩に彩られる様子には鳥肌が立つ気がした。絶景かな、絶景かな。
完全に神仙の世界。
こないだの紀伊山地にも神が宿っているように思われたが、ここにもきっと別の神か仙人が住んでるよ。
この風景を描こうと思う画家達の気持ちがわかる気がした。
これを撮った撮影班はすごい。また、今回はそれほどフィルターを使っていないようだったことに安心した。先週までのピラミッドなんて、フィルターのかけすぎで空の色がすごいことになっていたもの。私としては、できれば遺産の風景そのままの姿を尊重して、フィルターは使わないでほしい。その辺はディレクターによって方針が違うんだろうか。