スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー

スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」を観てきた。
これはCGを使って表現した特撮だね。俳優が何もないところで演技をしている感がありありで、背景に演技がいまいちはまってないところなど、大らかでなんとも昔のハリウッドの特撮映画っぽい。舞台を1939年にして映像もセピア色のレトロな感じにしているところからすると、これもたぶんわざとそうしているんだろうけど。
こういうレトロ・フューチャーな世界設定は嫌いじゃないんだけどねえ。大の大人が思いっきり特撮をやっているというのもむしろ好きだし。でも、演技にも演出にもいまいち思い切りが足りない。せめてもうちょっとストーリーが本格的だったらワクワクするんだろうけど、子供っぽくて、観ていて退屈してしまった。
と、偉そうに言える立場でもないのだけど。実は例のごとくところどころ居眠りしてしまって、たぶん1/3くらいは寝てました。ええ。最初と最後だけはちゃんと観たんだけどねえ。気がついたらジュード・ロウグウィネス・パルトロウが敵地に入っていて博士とジョバンニ・リビージを見つけ出したあとだった。(笑)
まあ、ストーリーの退屈さのせいだけではなく、少し疲れていたのかも。目が覚めてからは結構見られたので、ちゃんとしているときに余裕をもって観たらもう少し楽しめたのかもしれない。あ、ラストのオチは好きです。


エンドロールでロゴがあったので気づいたんだが、これはピクサーのソフト、レンダーマンを使ってつくられているらしい。そうか、ピクサーは映画だけじゃなくこういうところから入る収入も大きいわけだよなあ。と思ってちょっと検索してみたら、ピクサーのサイトにこんなタイトルリストが。なるほど。もうCGを使った大作映画では使われてない方が珍しいくらいなんだな。