ぼくは怖くない

TSUTAYAに返す前のビデオでぎりぎりに鑑賞。
イタリアの小さな村に住む少年が、村のある家の近くに掘られた穴の中に謎の少年が閉じこめられているのを見つける、という話。
しかし、展開には何の驚きもないし、演出は単調。つまらない映画だった。
結局、あれですか。イタリアの南北の経済格差はこんな事件を起こすくらいひどいんだよ、と言いたかったのだろうか。もしかしたら間違ってるかもしれないけど。まあどうであれ、この話ではバカ親たちに同情の余地は全くないので、見ても何も思わないけどね(何か事情があるふうなことを匂わせていたけど、肝心のそれが描かれないのでは観る側には伝わらない)。だから、もしそういうことを描きたかったんだとしたら、描き方が間違っているような気がしてならない。


とまあ、2本映画を観て一方にだけ批判を書いたけれど、「父、帰る」もビデオで観たら同じような批判を書いたかもしれない。「父、帰る」も観てる間は結構たいくつだったから。(^^;