BS2はよい

BS2で新選組!を見た後、熱中時間でラーメンオタクの方々を見てなごみ(初めて番組を最後まで見た!)、いつもは見られない週間ブックレビューまで続けて観る。
アーカイブスも遺産もサムライチャンプルもないこの日に、BS2はなごむわぁ〜。


もちろん投票は行きましたよ。
でも過程を逐一見守ってしかめつらしたキャスターや候補者を眺めていてもしょうがない。
必要な情報は最終的な結果だし、そんなのは明日の新聞でも読めばわかることだ。いや、今日でも地上波のチャンネルに一瞬合わせてみるくらいでもいい。
そもそも「生」である必要のある情報が世の中にはどれほどあるのだろうか。そしてそもそも映像を伴うことが情報として上級であるとはいえるのだろうか。私たちは深く考えることもなくなんとなく映像至上主義になっていないか。と、先日TVでバレーボールの試合を観戦中に突然、臨時ニュースとして曽我さんの涙の再会シーンが入ってきたときにも感じた。
あれは、番組の制作者がギリギリの段階でひよった結果だと思うのだが(そして番組を見ていた視聴者への裏切りでもある! 再会シーンが見たけりゃ始めからTBS見てるっつうの)、それは結局は視聴者がそういう情報を求めていると思われているからだろう。なぜそう思われるのか。そこから考えていかなきゃならないし、マスコミは映像を用いることに対してもっと自覚的であるべきだと思う。
ニュース番組で、同じ映像が(ときには直接の映像ではない「資料映像」が)何度も何度も繰り返される(手持ちの映像は少なくてもTVで流す映像は必要だから、いきおい同じ映像を何度も使い廻すことになる)のを見る度に、イメージを再生産する映像の怖さを感じる。