サクランボ15キロ盗難被害・山形 @山形新聞

今日の地方ニュースを見ていたら、昨日村山市で起こったサクランボ盗難事件の対策協議会をやっている最中にこの盗難の報が入ったというドキュメント映像を流していた。ひどい話だよなあ。
頻発しているこの果実盗難事件、盗まれるのがサクランボということで全国的にはどうものんびりとした話題のように受け取られている気がするんだが、育てている農家の人間にとってはたまったもんじゃないだろう。うちの親戚には幸いサクランボ農家はいないけれど*1、果実ではリンゴ農家もいるのでそんなに人ごとの話でもない。果樹王国なんていってるくらい果樹栽培の盛んな県でこういうことをする人たちがいることに怒りを感じてしまう。
いや、もしかしたらそういうことに全く思いの至らない部外者なのかもしれないが、枝の折り方が素人じゃないなんて話もあるし、流通させることを考えたら同業者か流通にパイプのある人間と考えるのが妥当なんだろう。サクランボが狙われるのはたぶん、盗んだ量に対する収益(と言うのもアレだが)が高いから、か。この時期、駅前などではきれいに箱詰めされた高価な佐藤錦がたくさん売られているんだが、そのサクランボがもし・・・と考えると、そういうところを狙ってくる卑劣さにも腹が立つ。
対策といっても四六時中警戒してまわることもできないだろうし、予防ははっきりいって難しいだろうけど、生産農家にはなんとかきりぬけてほしいものです。

*1:でも商売にはしていないけどサクランボの木を持ってる親戚はいる