カンヌ受賞作決定

イノセンスは残念でした。上映後のメディアの評判も両極端で★1つってところも多かったみたいだから、仕方ないかなぁ。でもパルムドールは無理でも何か獲って欲しかった。今後のために。海外興行うまくいくといいなぁ(って、メディアの評判が悪かった時点でそれも心配だが・・・)。


一方、柳楽優弥君はおめでとう!
メディアが書いている感じから、てっきりガエル・ガルシア・ベルナルが獲ると思っていたんでびっくりしたけど。14歳で主演男優賞かあ。すごいな。
テレ朝系の「電池が切れるまで」に出演しているらしいが、初回一回しか見ていないのでどの子だったか思い出せない。来週見てみようかな。みんなそう考えていて次回の視聴率が上がったりして。(笑)


是枝監督の作品では「ワンダフルライフ」だけ見たことがある。けど、ファンタジーが物語として説得力をもつにはその世界なりの「本当らしさ」が必要なのに、この映画はそのための設定や脚本があまりにいい加減だったため、こりゃだめだと思った。「DISTANCE」はそれに懲りて見ていない。
ただ、この映画にはフィクションの中にノンフィクションの間がぱっと出てくる瞬間があって、それは面白いと思っていた。ドキュメンタリーを撮っている人だと知ったのはそのずっと後のこと*1。正直、この人の映像ならドキュメンタリーの方が見てみたいんだよなあ。こっちではNONFIXをやっていないのでなかなか見る機会がないんだけど。
でも「誰も知らない」は実際に起こった事件をモチーフにしているということでドキュメンタリー・タッチの映像とのはまりもよさそうだし、柳楽君のこともあるので今回はちょっと期待してる。