植木市

地元の植木市(祭)が今日が最終日なのでちょっと見てきたんだが、子供の頃に比べると売られる植木の規模がずいぶんと小さくなっていた。子供の頃は、一体どうやって運ぶんだよ、とつっこみたくなるようなでかい松などの植木が道路にボン、ボン、と置いてあって、そりゃーインパクトが大きかったのだけども。そのわりに出店が少ないので、子供心に年寄り臭くてつまらない祭という印象だった。それが今では小さい植木や鉢植えが主体、それより出店の方がずっと種類も多く幅を利かせているんだもの。時代の流れってやつでしょーか。確かに、街中やマンション住まいででかい植木なんていらないだろうしねぇ。
出店を眺めていて気がついたんだけど、お店のテントに店の商品とは関係なくキャラクターの絵を描いているお店って多いんだな。ミッキーマウスとかキティちゃんとか。で、微妙に歪んでるの。(笑)私の見たあるキティちゃんはちょっと太り気味だった。
あれってどうなんだろうね。まあないだろうなとは思いつつも、ディズニーは著作権侵害に厳しいらしいので、ああいうのを見る度にマズイヨ、マズイヨーっと思ってしまう。もちろんそんな個人営業の装飾に目くじら立てるのも大人げないと思うけれど、ただ、店側に著作権という概念があるのかどうかってのも怪しいところで、それはそれでどうかとも思う。
著作権云々とは関係ないけど、キャラクター等のマスコットを売る類の店では、今年の流行は(ちと時間が経ってはいるけれど)カクレクマノミらしい。いろんな店にカクレクマノミ・キャラがつり下げてあった。ニモとは似ても似つかない顔だったが(笑)(この場合は似てた方がヤバイので、似てないのが正しい)通りがかった親子連れの子供の方が「ニモだ〜!」と声をあげていた。そりゃ、子供からしたら同じだもんね。


ディズニーといえば、マイケル・ムーアの映画の件。結局あれはムーアの自作自演でした、カンヌ前にパフォーマンスしてみただけなんです、ということだったようだけど、それでもディズニーがミラマックスに圧力をかけた事実に変わりはないのだから、かなりのイメージダウンになったのではないだろうか。そうまでしてブッシュ政権に媚びを売っておきたいのか知らないけど。
ディズニー、2Dアニメ撤退らしいね。というか、もう最後のアニメができちゃってるのかな。3Dアニメの成功はピクサーあってのことだったのにそのピクサーも離れちゃうし、どうするつもりなんだろう。それに2Dのアニメーションってディズニー発展の骨子だろうに。私は別にディズニー・ファンでも何でもないんだが、そんな大事なセクションを簡単になくすと決定してしまうことが信じられない。一度失ったスタッフやスタジオは簡単には戻らないのに・・・。これからはそれこそ過去の遺産とどんどん延長していく著作権の恩恵で生きながらえるつもりなんだろうか。