里山 その2

再放送のNスペ「里山」を二度目の鑑賞。今度は録画もばっちり*1。で、クレジットを確認してみたところ、「構成」・「編集」といった肩書きはあるのだが、「演出」がないのでどれがディレクターにあたるのかわからなかい。NHKではこの辺どういう扱いになっているのだろう。音楽は羽毛田丈史。検索してみたら、地球に乾杯*2や文明の道のテーマ曲を作っている人のようだ。
また、今回企画協力としてクレジットされている今森光彦が前回の第一段「里山」を作っていたらしい。こちらも検索してみたところ、里山を題材に取り上げている有名な写真家だそうで、「映像詩・里山」(海外版)は国際ハイビジョンフェスティバルのグランプリを受賞している。そしてそのフィルムを映画監督の東陽一が再編集したものが「今森光彦里山物語」という映画になっているそうだ。うーん、こちらも見てみたかった。


ところで、番組の中できれいな水中に生える植物として梅花藻*3の映像が出ていたが、丁度今日、地元の新聞に、地元に昔からある堰の水質が上がって水中に梅花藻が復活してきている、という記事が載っていた。下水道が整備されたことと地元の住民の努力の結果だそうだ。
TVの中の遠い土地にあった自然の一部が実は自分の身近なところにもあったということがちょっとうれしい。けど、それも環境を守っていこうとする人たちがいてこそなんだな。


ただ、実はその記事になっている堰の末端の一部が家のすぐ前を通っているんだが、梅花藻なんてあったっけ・・・。きっとここの環境はカウントされてないんだろうなあ。(苦笑) 街の中心部ではもうちょっと趣のある堰なのだが、うちの近所ではただのでかくて深い側溝になってしまっているから。
それでも、(最近、堰を覗いて見ることなんてなくなってしまっていたけれど、)覗いてみてもし梅花藻が育っていたらうれしい。

*1:でも3倍。せっかくのハイビジョン撮影なのだから標準にすべきだったかもしれない

*2:この曲好きなんだよねえ。同じ人の作曲だったとは

*3:無機質の水質を好むため、家庭排水や肥料などの有機質が生息に大きな影響を与えるらしい