火の鳥

そんなわけで本放送は見られなかったので、ビデオに録っておいた「火の鳥」を鑑賞。
ハイビジョン鑑賞組による評判の悪さは事前に知っていたので期待はしていなかったのだが、作画、アングルなど、アニメーションとしては思っていたよりよかった。ただ、一話に内容を詰め込みすぎだ。話に緩急もなく、ダイジェストを延々と見せられているような気分になる。また、PRを見たときから気になっていたのだが、デジタル彩色の派手派手しさがそのまま出ている彩色は見ていて疲れる*1。そしてキャラデザも濃すぎ。輪郭が黒くはっきりした線なので、シーンによってはまるでアメコミのアニメを見ているようだった。
NHKが力を入れているのはわかる。(私は好きではないのでやはり違和感を感じてしまうが)さりげなくCGを使っていたりと、さすが、お金かかってんなー、と感心する目を引くつくりにはなっている。でもこのままずっと同じように話が進んでいくのなら、今後見るかどうかはちょっと微妙。とりあえず来週も見てみるつもりだけど。

*1:こういう配慮のない彩色は大嫌いだ