英和辞典

新しく英和辞典を買おうと思っているんだけど、どれにしたらいいのかわからなくて迷っている。
今使っている旺文社の「英和中辞典(comprehensive)」は結構気に入っているし愛着もあるんだが、もう10年以上使っていていい加減ボロくなって表紙も取れかけているので、この辺で新しいのを買った方がいいかと思ったのだ。よく辞書は新しいものを用意して勉強した方がいいと言うし、春だから丁度いいかなと。それにこの辞書、イディオムなどで載っていない句がたまーにあるんだよね。
とりあえず、一昨年出て話題になった旺文社「レクシス」と三省堂ウィズダム」がずっと気になっていたので本屋で確認してみる。ぱっと見はウィズダムの方が使いやすそうな感じ。英和辞典の新しさと時事英語への強さを確認するには"ground zero"をひいてみて同時多発テロのビル爆破跡地の意味が載っているかどうかを見ればよい、というようなことをどこかで読んでいたのでそれを確認してみたら、ウィズダムにはその意味で載っていたがレクシスにはなかった。まあそれだけじゃ辞書の実力は計れないけど。ただ、ウィズダムコーパスを使った辞書ということで、その辺も気になるところ。やっぱりウィズダムかなぁ。
昨日、はてなの書き込みをし終えてから結局Amazon.co.jpで「遠い空の向こうに」の原作"October Sky"を勢いで注文してしまったんだが(残り一冊になっていたからなんとなく・・・。でもいつになったら読み始められるだろう)、そのときよっぽどウィズダムも買おうかと思ったけど、結局ふんぎりがつかなくてやめてしまった。
そんなわけで、今日も本屋に行ってみて再度確認。やはりレクシスは見にくいからダメ、ウィズダム有利、かなあ。実用性のほどはわからないが、ウィズダム、"get"一語の説明に10ページも使っているというのはすごい。
しかし今回、現在使っている辞書の改訂版、旺文社「新英和中辞典」も見慣れたレイアウトなので見やすくてよいように思えてきた。今はやりの二色刷でも文字の大きさを変えるでもない、地味なレイアウトがいい。英和中辞典から数万語増やした13万5千語なので、単純に収録語数の問題ならこれでもいいような気がする(レクシスもウィズダムも9万語台。因みに、自分の辞書で調べたとき載っていなかった"snowball's chance in hell"という表現はこの3冊全てに載っていた)。ただ1999年改訂だからちょっと古いし、もちろん"ground zero"はあの意味では載っていない。
あー、やっぱり決められない。