Sun, Dec 19

  • 08:39  おはようございます。週刊こどもニュース、最終回かよ!(驚)時間が朝になってアニメや特撮と競合した結果、優良番組自体がなくなるなんて…。NHKバカなんじゃないの。
  • 11:54  昨日のことだけど、『ロビン・フッド』、『パリ20区、僕たちのクラス』、『武士の家計簿』を観てきた。久々の3連チャン。
  • 11:58  ロビン・フッド』自分はラッセル・クロウケイト・ブランシェットが好きだし、イギリス中世の衣装や音楽等の風俗が好きだからそれなりに楽しんだけど、脚本は薄い。すごいです。話が進むに従ってどんどん主人公に都合よく適当になっていく、超展開時代劇。
  • 12:04  話は、ロビン・フッドがいかにして「アウトローロビン・フッドになったかという前日譚なんだけど、ローカルヒーローレベルの人かと思ってたら、イギリスからフランスを守れたのは全てこの人一人のお陰!という話になっていた。まるでNHK大河ドラマの主人公レベル。
  • 12:11  いや、リドリー・スコットだから戦闘シーンもそれなりには見せるし、クロウもブランシェットもかっこよかったから楽しみましたけど。イギリス人からしたら、日本人が雷桜観るような感じかもなあと思った。それとも、伝説のヒーローだからこれくらいがいいってことなのか。
  • 12:23  パリ20区、僕たちのクラス』パリの中でも移民の多い地域の公立中学のクラスの1年を描いた映画。話の中心となる教師を演じているのが、原作者の教師というから驚き。生徒役もほぼみな本名での出演。フィクションだけど、まるで本当の教師と生徒の生の会話のように、やり取りがイキイキとしている。
  • 12:31  視点も、あくまでドキュメンタリーのような擬似的客観性を保っている(しかし実際には恣意的なのだ)。観客は、カメラと共に、まるでその場にいる観察者のような感覚でクラスを観る。明確なストーリーがあるわけではなく、問題がきれいに収まるとも限らない。ただ、それを眺めて考える。
  • 12:40  要は、全く取り繕わないパリ版中学生日記、みたいな感じ。教師にも生徒にもいろんな言い分がある。教師も迷いながら進んでいる。教育に正解はないんだろうな、なんてことを考える。描かれたことの先まで、奥まで、考えさせるという点でやはりすごい作品なのだろう。
  • 12:50  観終わったとき、これがパルムドールかあ、とちょっと思ったけど、でもなるほどなあとも思う。明確なストーリーはなくても、展開も生徒も授業も、とても魅力的だったから。
  • 12:56  ドキュメンタリータッチのフィクションって結構あるけど、そういう作品を観ると、翻って、「映画の機能」とは何かということを考える。自然のようだけど、そこにはたぶんたくさんの情報とメッセージが盛り込まれている。どう読みとるかは観た人次第。
  • 13:00  単純に、異文化観察としても面白い。驚いたのは、教師たちが生徒の成績を評価する会議に生徒代表が出席してること。生徒の前で、クラスメートの点数や授業の態度についての批判やらを普通にしている!その後ひと悶着あるのだが、そりゃそうだろうよ。日本では考えられない「透明性」だ。
  • 13:02  パリ20区、僕たちのクラス』 http://youtu.be/nsJhNYhRl4E http://class.eiga.com/
  • 13:16  武士の家計簿』先日爆問学問で原作の先生が出てたこともあって、今観とこうかなと。家族の物語として、まあ無難に纏めたかなあという感じ。ただ、話は淡々としているのだから、演技に変にイベント性をもたせず、これもドキュメンタリー的な淡々とした感じで撮ったほうが合っていたかも。
  • 13:20  そういう意味で、イベント的な演技をつけるなら、この題材は映画よりはむしろドラマ向きかもしれない。いずれにせよ、家計簿や日記という古文書から、家族の物語を浮き上がらせるという作業はとても魅力的なものに思えた。原作(というのかわからないが)読んでみようかな。
  • 17:34  引越し決めた!決行はたぶん来月だけど。ご迷惑かけたご近所のみなさん、今までお世話になりました。

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