長かった

昨日は、昼過ぎから山形経由で仙台へ出かけてきた。
髪を切って買い物をして、ちょっとHMVでCD見たりして(買わなかったけど)、さて帰るかと、街中の停留所から山形行きの高速バスに乗ったのが午後8時15分。
1時間後には終点に着くから、そこから駅まで歩いても9時39分のJR山形線米沢行きには十分間に合うはずと考えての乗車だった。
が、高速に乗る前になって、運転手さんの「山形道が一部通行止めなので下道を行きます。少し時間は遅くなりますがご了承下さい」というアナウンスが聞こえたときから雲行きは怪しくなっていたのだった。
でもまだそのときは「9時台には間に合わないが、仕方ない。でも10時台や11時台の電車もあるし、余裕だろう」と考えていた。普段このバスでは走らない、信号のある道を通っているのを見ると、多少不安にはなったが・・・。(ただ、窓ガラスが曇っていて外の様子はほとんど見えなかった)
しかし、あるときふと気がつくと、バスがほとんど動いていない。しばらくすると、運転手さんが「会社に問い合わせます」と言っている。それからまたしばらくして、「トンネルが通行止めで通れないため、一旦仙台に引き返します。そこから48号線を通って山形に入ります」というアナウンスが。
この時点で、出発してからすでに約2時間。
最初は、少し遅れるかもなんていう連絡を携帯で家族らにしていた観客達が、今日中に目的地に着けるのか否かを本気で心配し始めた様子だった。田舎の山形では、このバスのあとに乗り換えの予定があったらまずアウト。私も、今日中に米沢に帰るのは諦めて、実家に泊まる連絡をした。
バスは、一度コンビニに立ち寄って二十分くらい休憩(客のトイレ休憩と食糧等の買いもののため)。会社で連絡し合ったのか、同じバス会社の同じ方向に行くバスが他に2台停まっていた。
その後、仙台へ引き返し。ただ行く道を変えるだけでなく、「時間内に山形に着けないのなら、仙台に帰りたいからどうせなら市内まで行ってくれ」という客の要望に応える形で、一旦仙台駅まで行き、そこで半分くらいの乗客が降りていった。
そこから、予定通り、48号線の関山を通って、山形へ。
終点に着いたとき、すでに午前1時30分近くになっていた・・・。結局5時間以上乗車。この時間で長距離バスで東京まで行けてる。(^^;
バスを降りるとすぐに凄い風。こりゃ高速は走れないはずだわ。下道もダメだったのは、事故のせいだったのかなんなのかよくわからないけど。
それにしても、一昨日の新潟帰り(鈍行で数時間)の後でこれはきつかった。あのバス、長距離仕様じゃないので、座席の間隔がせまいし、乗り心地があまりよろしくないのだ。1時間だから問題ないだけで。


次の日の新聞を見たら、新幹線等のJRに大幅の乱れが出たことは載っていたが、バスで5時間のネタはなし。これもかなりきつかったのに・・・。