仙山線で行楽

仙山線にて仙台へ。
ちょうど紅葉の時期だから、久しぶりに沿線の紅葉が見たくなってね。
でも、バスの方が便が圧倒的に多いし安いし早いし乗り降りも便利な現在、山形から仙台まで電車で行こうというのはかなりの物好きらしい*1。山寺で、乗っていた客の大半が降りていった。(笑) そして、替わりに(仙台方面へ帰る)多くの客が乗ってきた。つまり、今この電車が山形・仙台という都市間を走る意味は、間の駅まで行楽客を運ぶことだけににあるらしい。*2
でも、電車の窓から眺めた山寺は本当にいい景観だった。今後の予定がなかったら思わず降りてしまいたかったくらい。*3その後の面白山*4辺りの紅葉もちょうど今が見頃で美しく、楽しみにしていた紅葉の中の滝の景観*5も久しぶりに見ることができて満足。
宮城側に入ってからはただの田舎の風景が続くので退屈なんだが、そこまでの景観のために(バス代に)数百円上乗せして行楽替わりに仙山線に乗るというのもいいと思うんだけどなあ。
どうですか山形のみなさん。

*1:今回久しぶりに仙山線の時刻表を見てみて、特快がなくなってるのに驚いた。たしか以前は(ほぼ)ノンストップで走る特快があって、これは唯一バスより早く着く便だったはず。それがなくなったということは、JRは完全にバスとの勝負を投げたということか。

*2:特に休日は、ね。平日だとまだ通勤・通学客を大量輸送できるという利点があるのだが。

*3:携帯の電源を入れるのを忘れていて、写真を撮れなかったのが悔やまれる・・・。

*4:そういう名前の山がある

*5:眼下になかなかの規模の滝が見えるのだ。