ザッツ・エンタテインメント PART2

名場面続出の昨日に比べると、コメディや、ミュージカルともコメディとも関係ないシーンまで入ったりしてちょっと水増し感は否めないかな。どれも名場面ではあるのだろうけど。ただ、フレッド・アステアジーン・ケリーのダンスは(顔は老けてるのに)軽快でとても楽しかった。アステアはこのとき76歳(!)らしい。それであの動きはすごすぎる。
そして、最後に出ました、水上スキー・ミュージカル?!
昨日の水中ミュージカルに勝るとも劣らない無駄な派手さに思わず苦笑。物量勝負の映像には有無を言わさぬすごさがある。
この時代、今のようなCGはもちろんないから、(物理的に限界のある)人間の手でどれだけすごい娯楽をつくりだせるか、ということに挑戦するような貪欲さがあるように思う。ミュージカルという形態はそのアイディアの集大成となるものだったんだな。


ゴールデンタイムはザッツ・エンタテインメント、夜中はブロードウェーのドキュメンタリー。そしてザッツ・ダンシング!にアメリカ映画音楽ベスト100。で、週末にはトニー賞授賞式の放送と、今週はミュージカル&エンタメ盛りだくさんだ。