花見散歩

夕方、散歩がてら近所の城跡の公園(今も土手とお堀がある)に行って花見をしてきた。といっても、土手の上を一周ぐるっと廻ってきただけなんだけど。
今、桜は公園内部は7〜8分くらいまで咲いている。まだ散るところまではいってないけど。ただ、土手の上は風をまともに受けるからか、下の桜よりは遅くてまだ5分〜7分くらいかな。
たぶんここの桜の中で一番の見どころは、線路沿いのお堀に向けて、土手の上から垂れ下がるように咲いている桜の姿(特に夜のライトアップ時)だろう。でも、ここもまだ6.5分といったところ。満開まではあと2、3日はかかるかな。この週末は花見関係のイベントもいくつか開かれているので、この堀端の桜が眺められる橋の上にも多くの観光客が集まって写真を撮っていたが、満開になったときの見事さは今の比じゃないんだぜ〜と、心の中でつぶやきつつ通り過ぎるジモティー。
ついでに、「風流花見流し」というイベントもあるので見ていくことに。ここ数年やってるらしいんだけど、見たことなかったんだよね。
お堀の上に舞台を浮かべ、その上で創作舞踊を舞う、というもの。観覧席も設けられていて、大分前からお客さんが座って待っていた。私は適当に空いているところから覗いて立ち見したけど。
そんなに期待していたわけではないんだが、これは酷かった。学芸会もいいとこ。舞は子供レベルだし、舞のストーリーをわざわざナレーションで話しているのでまるでお遊戯会だし、音楽はめちゃめちゃダサイし。
まともな神経で直視できるレベルのものじゃなかったので、すぐ退散することにした。が、観覧席に座って寒い中あれを待っていた観光客は気の毒だ。つまらなくても気軽に席を立つこともできないだろうから。
観光客を釣るにしても、もうちょっとましなものにしようぜ。
それに比べて、月がきれいだったなあ。と思ったら、満月だったらしい。なるほど。