江戸末期のからくり師で発明家である田中久重がつくった万年時計の仕組みを解明し、復元するというプロジェクトを追った番組なのだが、これがとてもおもしろかった。
精密な部品を作る機械のなかった時代に手作りで部品を作り、たった一人で精巧な仕組みを作り上げた才能には驚嘆する。特に、季節によって変わる一時の長さの表示を特殊な歯車を使って自動的に調節する仕組みの説明には、鳥肌が立ちそうになった。
この人が東京に作った工場が後に東芝になったということで存在だけはなんとなく知っていたが、こんなすごい人だったとは。まさに天才。
見てない人は、月曜0:15〜再放送があるのでそちらをどうぞ。
