“考え方”が動きだす

教育でやっていた佐藤雅彦監修の数学的アニメーション番組。構造や時間軸をアニメーションにして可視化するという内容なのだけど、これがおもしろかった。
この概念がそう可視化されるのか、という意外性や概念そのものもおもしろいけど、それ以上にできたアニメーションが見ていておもしろいし気持ちいい。構造的で、なめらかで、きれいな動き。そしてある種のシュールさがある。アニメーション一つ一つにかぶせられているBGMもいい感じで、作品としての完成度が高く、すっかり見とれてしまった。
さすがピタゴラスイッチをつくってる人だけある。番組内では、そのSFC佐藤雅彦研究室の授業風景のような映像も出てきていたが。番組は、さしずめ大人版ピタゴラスイッチといったところだろうか。
録画していたテープが途中で切れて録画に失敗してしまったのが悔やまれる。(涙) 番組最後の、作品が連続で流されるところが一番見応えがあったのに。嗚呼、残り時間を確認していれば・・・。
どうか再放送してくれ〜。