新選組!スペシャル

多摩の頃は、今見るととても懐かしい。
芹沢鴨がらみなど見どころとなるシーンには時間をかけていて、その分にはさすがに見ごたえのある編集になっていたが、一部に多摩編、二部に鴨編を当てはめたために、三部で風雲編、落日編をするには時間が足りない! と思ったら、三部では風雲編の部分がほとんど飛ばされていた。(笑)隊士たちがたった一コマで死んでいってるし・・・。三部はほとんどが最近見たシーンばかりだったような気がする。
つまり物語の筋的には風雲編はどうでもいいということだろうか。新選組は活躍しているときより落ちるところの方が重要だと。時間の関係で仕方がなかったのだろうけど、大胆な決断だ。自分としては、終わりの方はよく覚えているのだから、それよりも前のシーンに時間をかけてほしかったが。最終回に長い時間(三部の4分の1以上!)をかけるというのは総集編として何か間違ってると思うよ。<スタパの特集じゃないんだから
ただその一方で、一部二部には、近藤の饅頭食いや土方の歌、永倉の胸筋、永倉が、というかぐっさんがあてた鸚鵡の声等々、各キャストたちの一芸が見られるおいしいシーンもちゃっかり入っていたのが長く見てきた者にとっては嬉しいところ。また、逆見せ場である源さんのマトリックス・シーンが入ってなかったのもよし。NHKわかってるじゃないの。


隊士役の人たちが集まっての座談会*1は嬉しかったけど、普段NHKと時代劇中心で他のドラマやバラエティーをほとんど見ないおじいちゃんおばあちゃんたちが、アレを見てひっくり返っていないか心配。


しかし、これで本当に終わっちゃったんだな。

*1:でもやっぱりオダギリジョーはいないのね