高専ロボコン 2004

生放送で、TV放送は準々決勝から。だから7試合しか見ていないんだが、今回はルールがよくないなあ。
ルールは、要点だけ言うと、中央にあるポイントにボールを置くか、もしくはポイントのより近くに置いた方が勝ち、というもの。
しかし勝敗を決めるためのポイントが一つだと、妨害が容易になってしまう。ポイントを隠すなりなんなりして相手チームに入れられないようにしてしまえば勝てるわけだから。そうすると、開始数秒で妨害作戦成功、妨害された方はなすすべがなくなってしまう、なんてことにもなってしまう。実際、いくつかのゲームはそんな展開になっていた。
妨害が悪いわけじゃないけど、妨害だけのゲームはおもしろくないんだよね。妨害がより難しく、妨害と大量得点狙いと地道な得点狙いが共存するルールの方が、ゲームの中で駆け引きなどの作戦が活きてきておもしろい。それに、ポイントが一つだと動きが少なくて地味なのもちょっと。去年の回転板に立方体をくっつけるというゲームも、判定が難しいときがあったりで面倒くさいルールではあったけど、これよりは動きがあって作戦も派手なのが多くておもしろかったなあ。
そんなわけで、ゲームは地味ぃに終わったのだった。全国大会なのに。うーむ。
これより、都市対抗野球ロボコンの時間になったために試合途中で放送が打ち切られた)の経過がいちいちテロップで出てくることの方がおもしろかったりして。だっていつまでたっても0−0なんだもの。(笑) 結局15回の表に1点入って、それで勝負がついたみたいだけど。野球の試合が終わったのがロボコンの決勝終了と同時だったのにも笑ってしまった。
ロボコンの方は、優勝は鉄壁の防御網をしいた(と表現したい)松江高専。優勝とは別に優秀なロボットをつくった学校に送られるロボコン大賞には豊田高専。といっても、豊田は準々決勝前に破れていたのだが。(^^; 受賞後に、勝ったときの試合の様子がVTRで流れていたけど、たしかにあれはすごい。
今度、深夜に各地方の予選の様子、その後全国大会を編集した番組が放送されるらしいので、そっちを見るのを楽しみにしておこう。