i's EYE

新聞を見たらロボットの特集のようだったから初めて見た、BS-iの番組。
番組を見る前はずっと、スタジオがあってタレントが出演している情報番組のようなものだろうと勝手に思っていたんだが、実際にはNHKスペシャルのようなドキュメンタリー番組だった。それの2時間版。で、もうちょっとつくりが軽くて見方がフラットな感じ。
毎回違うのかもしれないが、今回はナレーションが濱田マリ。内容は、現在活躍しているロボットを紹介したり、手塚眞がロボットのルーツやロボットの開発研究室を訪ねたりするというもの。*1
なかなかおもしろかった。ロボットについてはそれほど新しい情報はなかったけれど、それでも動く様子が見られるのは楽しいし、研究室で先生や学生達が試行錯誤してロボットをつくっている様子というのもあまり見る機会がないので興味深い。部品から手作りしたりしてね。期限に間に合わないからと泊まり込みしたり。(笑) しかし青学の理工学部でロボットをやっていたとはしらなんだ。
私は特にSFものを多く読んでるわけでもないし理工系の知識も全くないんだが、TVでロボットの話題を見るが好きだ。それは、ロボットというもの自体に未来を感じるからということもあるけれど、未だ開発途上でまだいくらでも可能性があるプロダクトだということに、未来への明るさを感じるからかもしれない。今の社会はいろんな面で停滞しているから、そこに清々しさを感じるのだろう。
番組の最後に、番組に登場したロボットの開発者たちに、50年後はどうなっていると思うかという質問をしていたのだが、それに答えている研究者たちがみな一様にとてもいい笑顔をしていたのが印象的だった。こういうのを見ると、未来を希望をもって見られる気がする。

*1:どうでもいいけど、手塚眞の肩書き「ヴィジュアリスト」には、見る度プッと吹き出してしまう