新選組!

今回のような話を見ると、史実とのつじつまを合わせつつ話を組み立てていく歴史ドラマの脚本の醍醐味を感じる。人の行動と発言にいちいち理由づけと感情があり、感情の交差がある。特に近藤の「伊東さんはうまく言いくるめてくれた」というところ、詭弁じみた話だけど、あのキャラを使いつつうまくドラマを進めたなと感心した。ああいうウソみたいな話をそれっぽく見せてこそのドラマなわけで。平助と沖田の会話シーンもよかった。
最後の土方と加納のシーンも今後の伏線として重要になるはず。
地味な回だったけど、三谷はよくやってるぞ。