ザ・ホワイトハウスとホームズ関係

今週、ザ・ホワイトハウス2がBS2で連日再放送されているんだが、これが予想外に楽しい。好きなドラマを毎日見られるなんて。春頃の「24」連日放送以来の楽しさ。一挙に一日2回分放送というのもちょうどいい満足感を与えてくれるみたいだ。今日なんて3回分連続だもんね。今からワクワクしている。起きてられるかが心配だけど。
今週は他にも「コナン・ドイルの事件簿」も連日放送されているから楽しくて楽しくて。海外ドラマ好きには夢のような一週間だわ。ずいぶん質素な夢のような気もするが。
コナン・ドイルの事件簿は、シャーロック・ホームズものを書く前の医師ドイルが恩師ドクター・ベルと共に事件を解決していくというドラマ。ドクター・ベルがホームズのモデルになっているという設定で、彼の観察術がホームズのそれに投影されているだろうことが見て取れるのがおもしろい。それに、この時代のヨーロッパのコスチューム・プレイものが大好きなので、それを見ているだけでも楽しい。
今まで4回を毎日見ているが、今のところは今日の「謎のミイラ」が一番おもしろかったな。他は田舎町での狭い人間関係の中での出来事なので、少し閉塞感を感じさせるのと、人間関係を軸にした展開がちょっと苦しく感じられる部分があるのが難だった(それもホームズ的といえばそうなのだが)。その点、今日のは人物の移動(エディンバラからやってくる教授達、旅のサーカスの一団、カナダからやってきた富豪)と舞台の移動(ポーツマス→ロンドン)、そしてさらに外部の要因(アイルランド過激派)という複数の移動の要素が物語に広がりをもたせていたように思う。ドイルがロンドンに移動してからのシーンには短かったけどドキドキした。やっぱりホームズはロンドンじゃないとね。これはホームズじゃないけど。
ここを見ると、ほぼ毎回脚本も演出も違っているようだ。今回の「謎のミイラ」の演出や脚本をした人はこれのみ。明日で最後だけど、明日もおもしろいといいなあ。
そして明後日は「バスカビル家の犬」! もちろんジェレミー・ブレットじゃあない新作だけど、楽しみだわ。話そのものもかなり久しぶりに見るので純粋に楽しめそうだ。