オリンピック

録画で女子レスリングを見たけど、ルールがわかりません。二人が腕広げてちょこちょこと動きながら組み合ってるようにしか見えない。しかもほとんどの時間床にはいつくばってるし。どうするとポイントが入るの? 実況を聞いた感じ、背中をとるとポイントが入る、らしい、ことはわかったんだが、やっぱりわからん。わからないうちにポイントが入っていってあれよあれよと言う間に勝敗が決まってしまうのでなおさらわけわかめ
こういう人、他にもいるはずだー。


NHKハイビジョンでバレーの日本×中国戦を観戦したんだが、実況がフジの三宅アナ(フジも中継してるから)。もーうるさいのなんの。もうちょっと落ち着いて静かに実況出来ないんだろうか。ニッポンがニッポンが〜って、興奮して騒ぎ立てる前に、もっと冷静に実況してくれ。あんたが叫んだからって勝つわけじゃなかろうて。
この中継、うちの家族内ではとっても不評だった。
やっぱりスポーツ中継はNHKに限るね。


バレーは惜しかったね。どのセットもいいところまでいったのに。でも中国は強かった。


バレーが終わった後のハイビジョンでは、体操の競技がすべて終了した後のガラを放送したんだが、これの始まりのパフォーマンスがよかった。
暗い競技場の中でライトアップされた子供達が、昔ギリシアで行われていた体操を披露したり幻想的なパフォーマンスを見せる中、モニターには子供達が描いた体操の絵や、オリンピックで初めて体操競技が行われたときの映像が流れるという、体操への夢と歴史を感じさせる演出。光と音の使い方がとてもうまくて、見慣れた競技場が全然違った雰囲気に見えた。
もしかして開会式の演出をした人がこれも演出したんだろうか。映像と音楽と光と肉体のパフォーマンスで歴史とストーリーを感じさせるというスタイルはとても似ているように感じた。ささやかだけど、洒落てていいパフォーマンスだったと思う。
その後、会場は体操のメダリストらのパフォーマンスへ。暗い会場の中、選手が演技する器具の周りだけが光り(そんな仕掛けがあったとは!)、そこだけがライトアップされる。そしてパーカッションの生演奏(いつのまにかパーカッション・バンドが会場にいた)の中、選手たちが伸び伸びと技を披露して見せていた。


母が他のチャンネルを見たいというのでハイビジョンでの放送を見るのは途中で中断してしまったんだが、さっき自分の部屋でNHK総合を見ていたら、ガラの放送が始まってる! こりゃ録画せねばと思ってテープをセットして見始めたら、最初の子供達のパフォーマンスは全部カットされて選手達の演技から放送が始まった。うーん、残念。
ま、こっちの方がメインだし、とてもおもしろかったんだけど。本番に比べて楽な演技が多いけれど、ユーモアを交えてしてくれるのが楽しい。
ただ、カメラワークはひどかった。やたらアップで映して演技の全体像が見えなくなってたり、雰囲気重視なのか下手くそな斜めのアングルで撮ってみたり、選手を無視してそこらの器具を映したり。カメラマンは新人?素人?としか思えないような酷さだった。


あとは何に感心したって、このガラの演出のためのライトやらなんやらの仕掛けが最初からこの競技場にあったこと! 工事が遅れていてもこういうところはちゃんとできてたんだねえ。