NHKの新アニメ

今さらだけど、先々週に録画しておいた「名探偵ポワロとマープル」を見てみた。つまらなかったら、つぶして今日から放送の「プラネテス」を録画しようと思って。


ひどいね、どうも。
動画も脚本も演出もキャラデザも何もかもが低レベル。OPとEDの歌は山下達郎。別に彼のことは好きでも嫌いでもないんだが、これまた絶望的に物語に合ってない。これだけレベルの低いアニメにこんなこと言っても無駄かもしれないが、1930年代といいながら女性のドレスなどファッションが出鱈目(適当にドレスのようなものを描いてるだけという感じ)。この時代設定で見せる意味ないじゃんよ。
それに、ホテルの従業員(しかもドアマン)が仕事をサボって謎解きにつきあうなんてできるわけない。リアリティがなさすぎる。
以前にも書いたように声優はポワロに里見浩太朗、そして一回目のゲストとして加藤雅也草笛光子が使われていたんだが(今回はミス・マープル八千草薫)の出番はなし)、彼らの担当するキャラが登場すると、キャラ名の下にわざわざ(声:○○○○)と注釈が入るのにも驚いた。アニメを見るのに声優の名前のテロップなんて邪魔なだけなのに(しかも子供に対しては中の人のことは禁句なんじゃ・・・)。
ゲストキャラにまで名前を出すところが、いかにも、有名芸能人使ってますよ、金かけてるんですよ、力入れてるんですよ〜と言いたげでみっともない。*1NHKは力の入れどころを完全に間違えている。
というわけでビデオは目出度くつぶすことに決定しました。

*1:これはザ・ホワイトハウスのような海外ドラマでも言えることだけど。