CD輸入権問題

CD輸入権の問題について、しばらく見ないうちに大きな動きがあったようだ。
音楽関係者らが輸入CD規制に反対を表明するサイトを立ち上げ、賛同者の名前のリストを公開している。賛同者リストには、音楽ライターなどのメディア関係者、アーティスト、レーベルやマネジメント、レコード店関係者らが名を連ねている。
明日13日には記者会見も行われるそう。記者会見をすればたぶんこれまでよりは大きく取り上げるだろうから、それによってより多くの人に知られること、また音楽関係者の中でもこの問題についての知識が浸透して賛同者の数が増えることを期待したい。


ミュージシャン・アーティストのリストを見たけど、まだ、大量に人を動員できるようないわゆる「メジャーな大物アーティスト」の名前がないんだな(いや、もちろん、好きなアーティストや知ってる名前は多くあるんだけども)。そういう部類に辛うじて属しているのは坂本龍一くるり、DJ FUMIYAくらいか。たぶんリストの現状はインディーズの方が動きやすいという事情からなんだろうが、このまま「趣味的・良心的な音楽をやってる人たちの小さな運動」で終わらせないためにも、一般に人気のある人たちの名前が欲しい!そこんとこ頼みます>アーティストのみなさん
個人的には、こういうときには真っ先に反対を表明するであろう田崎兄弟(SPANOVA)の名前があったのがうれしかったり。
とりあえずはサイト更新再開後の動きを見守りたいと思う。


CD輸入権問題についてはここがわかりやすかった。
あらゆる輸入音楽CDに規制を?――危険な著作権法改正が進行中@ITmedia
5/4に行われたCD輸入権の問題を語るシンポジウムの内容をまとめた記事だが、わりとわかりにくかったこの法案の発端や流れ、現在どういったことが危惧されているかがわかりやすく書かれている。特に多くの人の関心事であろう「輸入CDが止まる可能性」について簡潔に説明されていて、問題の構造が見えやすくなった。なるほどな〜(←遅い)。
自分も不勉強を反省しました。