ケーブル談義

散歩のついでに電器屋に行って買ってきたHi-FiタイプのS端子ケーブルをTVとビデオデッキに接続する。
ちょっと前から「少しハイレベルなケーブル」というのが自分の中のはやりなのだ。最初は、MDLP録再用のポータブルMDプレイヤーを買ったので、それを使ってノートパソコンからネットラジオなどのストリーミングの音を直接録音するためにケーブルを買ったとき。普通のケーブルでもよかったんだけど、試しにHi-Fiタイプのケーブルを買って使ってみたら、LP2でもなんだか音がクリアできれい。これはもしかしてケーブルがいいから?と、今度はそれまで普通タイプのケーブルで接続していた【ノートパソコン−ミニコンポのLINE IN接続端子】間を新たに買ったHi-Fiタイプのケーブルに換えて接続してみた。すると確かに音がイイ! 前より太くて安定的な音になったようだ。
当たり前っちゃあ当たり前のことなんだけど(笑)、ケーブル一本で本当に違いなんてわかるのかよ、と半信半疑だったのだ。売場で値段は数百円しか違わないしね。でも本当に違うもんだねえ。
で、3番目に選んだのがS端子ケーブルだったわけ。今まではビデオデッキを買ったときについてきた付属のケーブルを使っていたんだが、ネット掲示板で「S端子ケーブルは付属のものを市販品に換えるだけでも大分違う」という書き込みを読んで、これだ、と。


試しに付け替える前と後とで同じS-VHS3倍で録画したテープを再生してみたところ、付け替えた後の方が画像が若干明るくなったような気がした。それに3倍録画によるノイズやちらつきが減って見やすくなった。次にそのままビデオモードでBS2を見てみたところ、おお、今度ははっきりと以前に比べて画像が鮮やかになってる! ビデオモードの状態で他のチャンネルも見てみたが、地上波チャンネルでも、ビデオを通さずに見るときより若干鮮やかで画面のノイズも抑えられているようだった。これはリモコンですぐにテレビとビデオモードの画像を切り替えられるので明らか。つまり、ケーブル換えは成功だったわけだ。


さて、次はいよいよ真打ち、スピーカー・ケーブルいくぞ!
スピーカー・ケーブルは数年前に一応市販品に換えてはいるのだが、安いものなので次はもうちょっといいのが欲しい。きっと劇的に音質が変わって感激するはず!(希望) でも問題は、何を買ったらいいのか皆目わからないことなのだった。お店に行くと同じくらいの価格帯でもいろんな種類のケーブルが置いてあって、どんな違いがあるのかさっぱりわからない。ぐぐってちょっと調べてみたんだが、ケーブルには構造によって3タイプがあって素材によっても音が変わってくるとか周波数がどうとか振動制御がどうとか、さっぱりわからなくて余計わけわかめ状態になってしまった。(涙) ドラマなんかでよく女性はAV機器が苦手っつーのがネタになるけど(それで隣に越してきたお姉さんの手伝いをしたりするんだよな)、ご多分に漏れず自分もAV機器の苦手な(ついでに物理も苦手な)女性であることを実感した次第。
どうせつなげるのは高級機ではなく安物ミニコンポなのだから、そんなにこだわっても仕方ない気がするし、もとからそんな高いケーブルを買う気はない。けど、やっぱり効果がわかる程度のものは欲しいんだよなあ。聞く音楽によって選ぶタイプも違ってくるというけど、音楽のジャンルにこだわりがあるわけでもないし。う〜ん。やっぱりわからん。こんなんで買えるのだろうか。


そしてそのあとは、電源ケーブルなんていいなぁなんてちょっと思ってるんだけど(←サンレコSpanovaの連載に影響受けすぎ)、ミニコンポ程度にそんなのつけたら豚に真珠ってなもんだろうか。こちらは高いのしかないっぽいしなあ。

↑と書いてアップしてからキーワードになった「電源ケーブル」の説明を読んでみたら、オカルトだって。あひゃ。