エースをねらえ!最終回

見始める前はこんなに面白いとは思わなかったわ。今期のドラマの中でも一番しょぼそうだと予想してたんだけどなあ。作業しながらだったり時間途中からだったりでフルで見ることができなかったのが悔やまれる。
確かにCGのボールがしょぼいとか全体的に安上がりっぽいとかうまくいきすぎだろ!とかいろいろ言おうと思えば言えるんだけど、それをものともしないだけのドラマ的世界が作られていたと思う。名台詞の応酬や躍動感あるカットなど、ドラマへの愛が感じられるよね。

演技についてはなんてったって内野聖陽が素晴らしかった。彼が台詞を言うだけで思わず見入ってしまう存在感があったと思う。そして松本莉緒お蝶夫人も。あんなリアリティのない役柄をまじめに演じて説得力をもたせてしまうなんて偉い。(笑)まあとにかくいろいろと、丁寧に作られているのがうかがえるドラマだった。

今回のラストはない方がいいような気がしたが、そうしないとドラマとして皆が納得いく形で締められないだろうからしょうがないか。

マンガ原作ドラマ化に関してはテレ朝最強かも。フジにもちっとは見習って欲しいものだわ。つまらなすぎて2回で見限ったけど、「め組の大吾」をあんな全く別物のドラマにしやがって。あのドラマの初回を見た後、久しぶりにマンガの方を全巻一気読みしてしまったけど、めちゃめちゃおもしろかったぞ!くそー。

木曜日はこれと「白い巨塔」でTVから目が離せなかった・・・。ドラマに熱中することなんてほとんどなかったんだけど。