イノセンスその後

昨日の日記を書いた後、ネットの掲示板やら何からでイノセンスの感想や解釈についての論議を読んだ。いろいろ見落としているところがあったり、わかっていなかった部分も多かったみたいで、自分の記憶に残っている映像の断片とそれらを照合させながら、あの場面のあの言葉にはこんな意味があったのか、とか、なるほど、とか、うーん、とか、一人で悶々と考えてしまった。ちょっと文句を言ってしまったが、あれはあれでよいのかもしれない。一回見ただけで作品をわかったようなつもりになるのは早急だったかもしれん。ちょっと反省。
これ、予備解釈を頭に入れた上でもう一度見たらもっと楽しめるかもしれない。それに大画面であのビジュアルを見る機会は今後はそうそうないのだし。もう一回見てこようかなぁ。
ああっ、制作者の思う壺。


まあ、でもとにかく。見られるなら出来る限り見た方がいいと思う。私以外の人も。(笑)
昨日の夕方に見たときは、近所のシネコンで一番大きいスクリーンがあてがわれていて、これにはちょっと驚いた。その映画館では封切り作が他にも2作あったし、オタク向けのイノセンスなんてきっと始めから小さいスクリーンだろうと予想していたので(てっきり一番大きいスクリーンは終日指輪専用かと思ってた)。それはいいんだけど、肝心の上映室は見た感じ半分も埋まっていなかった。。。逆の見方をすれば、半分近くは埋まってるだけ上出来なのかもしれないが。正直ヤバイっすよ。2ちゃんのスレでは、これがこけたらプロダクションI.G.が潰れるなんて冗談混じりに言われていたけど。まあ海外公開やDVDも含めて長期間で回収する見込みがついているんだろうとは思うんだが、そういった今後の展開のためにも、公開時にできるだけ興収を上げて欲しい!潰れられたら困るから。(笑)
そんなわけで、気になる方は是非。つまんなかったと言われても責任はとれないけど。