Sun, Nov 14

  • 15:34  プールのせい?かどうかはわからないが、昨日から微熱ありの風邪ぎみ。今日は実家の法事に行き、今帰りの山形線なう。普通に動けるけどダルいのでできれば寝たい、微妙なライン上。
  • 16:49  米沢駅でダニエル・カールを見かけた。髪薄くなって、おじいちゃんみたいだったわ。歳取ったんだなあ。そのせいか、周り誰も気がついてないようだった。(でもたぶん本人!)
  • 20:58  昨日『ペルシャ猫を誰も知らない』を観た(風邪気味だと思う前に)。イランって音楽活動をするのに政府の許可がいる(しかもなかなか許可は下りず、許可なしでライブをすると逮捕される)ミュージシャンには受難の国なのだが、そこでアングラで音楽をやっているミュージシャンたちを捉えた映画。
  • 21:06  インディ・ロックをやってる青年がバンドメンバーを集めてライブ&国外脱出のために奔走する、という大筋の話に乗せて、現在アンダーグラウンドで活動中のイラン人のミュージシャンたちが本名で出演し、演奏シーンはなぜかPV風、という、セミ・ドキュメンタリー音楽フィルムだった。
  • 21:13  正直言ってPV風の音楽紹介は本筋からすれば余分なのだが、これによって、たぶん監督が意図している、イランの音楽シーンの面白さと、活気ある本当のテヘランの空気を物語とともに伝えている。これはこれでアリな感じ。抑圧の暗い背景があるにも関わらず、作品にはユーモアがあって気楽に楽しめる。
  • 21:19  (悲惨なラストを除けば)。厳格なイスラム社会、というイメージに対して、ここに登場する若者たちが、ファッションも音楽もなんら自分たちと変わらないことが、すごく新鮮だった。もろUSやUKインディから影響受けまくりの音楽やってるし。情報化社会の今は当然のことなのかもしれないけれど。
  • 21:32  ただ、そんな彼らが、防音のために壁に毛布を貼って練習し、誰が来たのか確認しないとドアを開けられないし、警察に通報されて何度も逮捕されたとか言う。音楽の嗜好の変わらなさと、周囲の環境の違いのギャップに愕然とする。主演の二人のうち一人は映画出演前、実際に刑務所に収監されていたそう。
  • 21:38  で、映画出演後すぐに二人はロンドンに移住したそうだ。監督もこの映画を撮影したせいで、今はイランに入国できない。主人公が自分たちの夢を語るシーンで言う台詞。「アイスランドに行きたい。そしてシガーロスのライブを見るんだ。それが僕の夢だ」自由の制限されている国でこの言葉。
  • 22:15  ちなみに主演二人のユニットTake It Easy Hospitalの曲。-- Human Jungle - Take It Easy Hospital http://youtu.be/-SnUzWS0K7Y
  • 22:18  こちらは出演しているThe Yellow Dogs。どちらの映像も『ペルシャ猫を誰も知らない』より。-- New Century http://youtu.be/DEwHfBeX-ps

  • 22:29  演奏に入る前に、メンバーがNMEを手渡されて「すごい!」って喜んでるシーンがあるのが実に微笑ましい。w

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