Mon, Sep 20

  • 02:15  10年先も君に恋して、見逃してた第1話を鑑賞。うわーん、切ない。脚本も構成も、うまいなぁ。名作でしょう、これは。…打ち切りになんて、ならないよね?
  • 21:02  昨日だけど、「レポゼッション・メン」、「ビューティフル・アイランズ」、「ガールフレンド・エクスペリエンス」を観てきた。
  • 21:20  レポゼッション・メン」は、中盤から、展開が都合よすぎとか、主人公の行動が矛盾してるとか、突っ込みたいところが多々でてきて、なんだかなーと思いつつ観ていたら、ラストでそれが見事にひっくり返って、なるほど、と感心。自分がどこからそう思い始めたのか、見返して確認したくなった。
  • 21:23  そういう意味ではインセプションに近いところはあるかもしれない。ただ、あのラストがあっても、全体的に少し詰めの甘さと軽さを感じて、SF映画としての立ち位置が中途半端なのが残念ではあったかな。まあ、好きですが。
  • 21:36  いくらローンの回収とは言え、人の生き死にを最終的に民間企業が握っていて、警察も関与しない状況ってどうだろうとは思ったが、これはたぶんアメリカの医療保険制度を揶揄してるんだろうな。そう考えれば、今だって大差ない状況だ。
  • 21:44  「ビューティフル・アイランズ」は、ツバル、ベネチアアメリカ(アラスカ)の最西端にあるシシマレフという、地球温暖化の影響を大きく受けている3つの島を舞台に、自然や文化、人々の暮らしを撮ったドキュメンタリー。
  • 21:51  風景も文化もそれぞれ大きく違う。ただ共通しているのは、何もしなければ、この3島の状況はたぶん悪い方向に向かっていくということ。今見えている美しい情景は、この先見られなくなるものかもしれない。その、先が見えない、「今」しかないという儚さが、映画を一層美しく感じさせる。
  • 21:56  淡々とした映画だが、今という点だけじゃなく、この先という線で考えたときに、いろいろと考えさせられるものがある。少なくとも、今後「地球温暖化」という言葉を聞いたときに、この映画に出てきた3島の美しい風景が頭に思い浮かべば、それだけで十分意味のある映画なのだと思う。
  • 22:03  ガールフレンド・エクスペリエンス」はスティーブン・ソダーバーグ監督のインディーズ映画。時間があったから観ただけなのだが、意外にも、こういう映画まだ撮れたのね!と思ったくらい、センスある小品だった。今回観た中では一番好みだし、個人的には、今年観た中でもかなりいい方に入る。
  • 22:11  NYを舞台に、高級エスコート嬢(コールガール)をする主人公とその周りの人々の生活を切り取って映すドキュメンタリー風映画。役者には設定だけを話して、あとはアドリブで芝居させたらしい。だからこそのあの雰囲気か。
  • 22:20  NYを、コールガールとその客のエリートや彼女の恋人の視点で描くという構成が秀逸。金融不安と大統領選が専らの話題だった2008年秋のNY。その空気がギュッと詰まっている感じがした。2008年後半てどんな時代だった、って聞かれたら、この映画を観ればいいよ、と答えられるくらい。
  • 22:24  一つ前に観た「ビューティフル〜」には大統領選当日のTV映像が出てきていた。あの映画のエグゼクティブ・プロデューサーが是枝裕和で、彼もこんなドキュメンタリー風のフィクションを撮る人だから、なんとなくリンクするものを感じたり。テーマ的には全くといっていいほどかぶらないのだけど。
  • 22:54  ああ、一応訂正しておこう。正確には、地球温暖化じゃなくて、気候変動、だな。海面の上昇や高潮、永久凍土の融解といった現象が、海岸線の浸食や、街中の浸水等を引き起こしている現状を映してる。

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