Fire Theft

Fire Theft

そういえば昨日からフジロックやってるんだよな。行ってる人はいいなー。
ということとは全く関係なく、なんとなく気が向いたので、パソコンに入れていたThe Fire Theftの音楽を聴いている。基本的には、家で聴くなら情報量の多いCD支持、MP3ばかり聴いていると耳がそれに慣れてしまってダメになる、と思っているのだが、やはりCD入れ替えしなくていいのは楽でいいやね。

解散したSunny Day Real Estateのメンバーが結成したバンドの1st。SDREで聴かせていたVo.ジェレミーの美声をここでも存分に聴ける。音のつくりがSDREよりもさらに流麗で耽美的になったせいか、バンドの音と合わさった彼の声には神々しささえ感じる。

どうしようもないくらい美しくて、静かで、そして激しくて。起伏の激しいこの音楽を聴いていると、心の奥底から何とも制御しがたい感情がわき上がってくるようで胸が苦しくなる。これぞエモ!

このごろはなんだか型にはまったような聴きやすい「エモ」バンドがたくさんでてきていて、某掲示板のエモスレ(いつもチェックしてる、結構歴史のあるスレ。お世話になってます。)でも、最近はオールド・エモ・ファンと最近のエモ・ファンによるエモの定義を巡る言い争いなんてのが常態化している。でも古いようだけど、やっぱり、エモは、聴いていていかに感情を揺さぶられるかってことが重要だと思うんだよね。最近のバンドも嫌いじゃないけど。(といってもそんなに知っているわけではないが) 彼らには、それがある。