Opera

ブラウザを使っていたら、オペラのバージョン9が出たとお知らせが出てきたので早速アップグレードしてみた。
が、あまり利点が感じられなかったなあ。
今のところ目についた新機能といえば、タブの上にマウスポインタを持ってくると、アクティブでないページでもその場でページの詳細&サムネイルを見ることができることくらい。でもこれ、実際のところ何の役に立つのかわからない。すでに開いているページの詳細を見る必要なんてないし、内容を見たければそのページのタブをクリックすればいいんだから。
その他に、ブラウザ上でプログラムを動かすウィジェットという機能も追加されているようだが、これについては使えるプログラムの詳細がわからないので今のところは何とも言えず。


その上で、アップグレードしたあとの不便さが目についた。
まず、アップグレードした時点で、以前の8.xでの設定が全く継承されていないのが痛い。
ブラウザからワンクリックで行けるようにパーソナルパネルに加えていたリンクの設定が全てなくなっていた。それだけでなく、フォントも使用するメールソフトの設定も、全て初期化されていた。
さらにブックマークもなくなっていた。これについてはしばらく探した結果、やっと以前のアドレス・ファイルを見つけて現ブラウザにインポートすることで解決したのだが、こういうのは普通だまっていても新ブラウザに継承されるものなんじゃないのかね。最初、本当に消えた(アップグレードで上書きされた)のかと思って、頭の中が真っ白になってしまった。IEを使っていた頃からの私のウェブの蓄積がパーになってしまうのだから。今、一からあれを揃えるなんて無理だし、その作業を考えるだに恐ろしい。
フレームを使ったページの内容が表示されにくいのにも参った。どういう原因によるものかはわからないが、上にあるフレームだけしか表示されない(つまりスクロールバーだけ表示されて、中身は真っ白)ことが何度もあったのだ。その場合、リロードすると表示される場合もあるのだが、何度リロードしても真っ白のままの場合もあり、これについてはどうすれば解決するのか未だにわからない。ドキュメントのアップデートは「常にチェックする」に設定にしてあるんだが。
うー、不便。