新選組!!

おもしろかったっ!
たぶん歴代NHKの正月時代劇と比べても一番の低予算ドラマだったんじゃないかと思うが(時間も一時間半という短さだし)、いやはやここまで男のロマンを描いた骨太ドラマになろうとは。脚本の力でドラマはここまでおもしろくできるということを見せてもらった気がする。特に室内劇となる軍議シーンは、舞台作家ミタニンの面目躍如といったところ。
日曜のNHKアーカイブスで時たま単発SPのドラマをやっているが、今回のも即、単体でアーカイブス入りできるような(そこに肩を並べ得る風格をもった)力作だと思う。
今、自分の中では、これでやっと二年越しの大河が終わったという思いと、これで本当に終わっちゃったんだなという残念な思いとがちょっと交差している。でもそれが結構心地よい。


で、もう一方のミタニンドラマ古畑の方は今日は見ていない。
ごめんよ>ミタニン(でも、本人もエッセーで書いていたが、二作をぶつけてしまった三谷本人が悪い)