『All My Friends Have To Go』 Some Water and Sun (ASIN:B0008MGFUE)

Hefty(2004)

今日、Some Water and Sunのアルバムが届いた。
予定より遅かったけど、とりあえず手に入ってよかったよかった。
というのは、アマゾンのページでは、発売直後から「通常3〜5週間以内に発送」になってるから。。。
これはつまり、国内にストックがないだけでなく、米でも入荷に時間がかかる状況ということだよね。米アマゾンでも残りストックが3枚なんて書いてあるし、もしかして出荷数をかなり抑えてる?>Hefty
社長自身のアルバムなのにずいぶんと堅実な商売してるなあ(苦笑)。


もし今買うなら、Heftyのウェブショップで直接買うのがオススメ。アマゾンだとどのくらい待たされるかわからないし、10$だから、送料を加えてもアマゾンで買うより断然安い(自分もこっちで買えばよかった)。


そのアルバムだけど、イイヨイイヨー。
エレクトロニカ・ファンク・ポップって感じ。
ほぼ全曲にボーカルが入っていてメロディーもはっきりしているので、音の構成は複雑なのに小難しくなく、全体的にポップス方向に開けてる。それがいかにもSPANOVAっぽいなあ。聴いていて楽しい。実際にはジョンとシンがどの程度の分業をしてるのかわからないけど。
SPANOVAファンなら、そのメロディーラインや音の一部に伺えるSPANOVAっぽさや、全面でフィーチャーされるシンのボーカルだけでも楽しめると思う。最近はSPANOVA本体でのボーカル入りの曲が少なくなっているのでこれはうれしい。
歌詞は日本語だったり英語に日本語がミックスされたものだったり。歌詞カードにはローマ字で歌詞が書いてあって、そのうしろにセンテンス毎に英訳がついている。そういう書き方をしているものを見たのは初めてだったのでちょっと新鮮だった。
収録されているのは四季や自然や植物をテーマに歌詞を書いたと思われる曲ばかり12曲。その辺の統一感が企画ユニットのアルバムらしい。音楽もそれに合わせてか、クールだけどやさしさのある音になっている。その中でも、先行でもでていた"The Rain"が一番好きだな。詩的でイマジネーション豊かな日本語詞も、メロディーも音も、切なくてきれい。